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ALPHA-1 超高輝度LEDサーチライト

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超高輝度LEDサーチライト

悪天候や砂埃の舞うような過酷な環境下でも、災害時の救助活動などで安全にご使用頂けるサーチライトです。光源に超高輝度LEDを使用し、再充電可能なバッテリーを併用することで強力な光を必要な時に必要な場所でご使用いただけます。
ご用途に応じてポータブルタイプのALPHA-1と機動タイプのALPHA-TACの2タイプを設けております。

また、近赤外線ライトのVIPERもございます。LINE-UPページよりご覧ください。

  • ALPHA-1
    ポータブルタイプ

    バッテリーを内蔵した一体構造で可搬性に優れる

  • 機動タイプ

    さらに対象を狙いやすく、照射角の調整がしやすい

  • ロングレンジ赤外線ライト

    ※詳細はLINE-UPページよりご確認ください。

01光源

  • 01超高輝度LED

    東日本大震災以降消費電力を抑えようという意識が高まり、長寿命で低電力消費という特性から照明器具としてのLEDが一般的となりつつあります。
    入力した電気エネルギーを光(可視光線)にどれだけ変換できるかを示す値を変換効率といいますが、電球や蛍光灯では10~20%だったものが、LEDでは30~50%ともいわれています。こちらの変換効率をさらに向上させ、または光をより効率よく照射できるよう工夫をしたものが高輝度化されたLEDとなります。
    超高輝度化されたLEDは、圧倒的に少ない消費電力で、発熱を抑えながら効率良く電気エネルギーを可視光線に変換するため、非常に強力な光を出すことが可能です。

  • 02強力な光

    弊社のサーチライトが出す強力な光は、光の強さを表す「光度」を用いますと310万カンデラです。日本一明るい(光度が強く光達距離が長い)と言われている灯台は高知県にある室戸岬灯台ですが、こちらの光度は160万カンデラです。身近な例を用いますと、車検に通る車のハイビームが1万5千カンデラ以上とされているため、これらの数値との比較だけでも弊社のサーチライトは非常に明るいことがお分かりいただけると思います。
    点滅モードではその強力な光を利用し、緊急時の救助信号や目くらまし効果にも力を発揮します。

  • 03優れた応答性

    車のストップランプにLEDが採用され、その点灯速度の速さから後続車の制動距離を短縮する効果が得られたと言われております。
    弊社のサーチライトも点灯した瞬間からほぼ最大量の明るさで照射し対象を捉えることが可能です。このようにインストールまでの時間が短いのも超高輝度LEDの特徴の一つです。

  • 04照度低下がほとんど無い

    左記グラフにあるように、内蔵バッテリーを駆動しての使用中でも照度低下がほとんどないことも弊社サーチライトの大きな特徴です。これはドライバー制御によりバッテリー残量と照度低下に相関がないことを意味しています。
    弊社のサーチライトがご使用の間ずっと強力な光を提供することで、プロジェクト成功の一助を担えれば幸いです。

  • 05ライフサイクルバランスに優れる

    一般的に強い明るさのライトは、電気エネルギーの変換効率をあげることで明るくするため光源寿命が短くなります(変換効率=光束/電力(lm/w))。そのため修理や買換え等により最終的な経費が高くなってしまうこともございます。
    弊社のサーチライトはその光源寿命=製品寿命が長いことから、製品のライフサイクルバランスに優れているといえます。
    ※ライフサイクルバランスとは、購入から製品寿命などで使用できなくなるまでの間の管理等に係る過程(ライフサイクル)で修理や交換に関わる人員工数や必要経費など総合的なバランスのことを述べています。

  • 06LEDならではの安全性

    LEDにはHIDのような紫外線や赤外線の放射がほとんど含まれないため被照射物への負荷が少なく済みます。またほとんどのHIDライトには内部に水銀等が使用されており破損や廃棄時に環境への影響も懸念されます。
    次にご説明します優れた熱コントロールにより、弊社のサーチライトは発熱による火傷等の心配もなく安全にご使用頂けます。

  • 01
    超高輝度LED
  • 02
    強力な光
  • 03
    優れた応答性
  • 04
    照度低下がほとんど無い
  • 05
    ライフサイクルバランスに優れる
  • 06
    LEDならではの安全性

02優れた熱コントロール

  • 01オーバーヒート防止機能

    寒冷地ではHIDヘッドライトの熱でライト付近に積もった雪が融けるといいます。強い明るさを出すライトほど電気エネルギーを大量に光へ変換するため同時に熱が発生します。そのため強い明るさのライトにはオーバーヒート防止機能がついています。
    発熱量が多いほど、使用開始から短い時間でオーバーヒート防止機能が働き、ユーザーが想定した時間中使用できない場合があります。
    ALPHA-1は、オーバーヒート防止機能が働くまで発熱しないよう、熱を逃がす設計をしています。

  • 02リサイクルタイム

    先ほど強い明るさのライトは発熱量が多いことをご説明しましたが、この熱のため次の使用までに時間をおかなければならない製品もあります。この発光可能になるまでの時間をリサイクルタイムと呼びます。
    大光束が魅力のHIDは発光原理が蛍光灯と似ており、そのタイプにもよりますが再点灯するまでに一定の時間を要することも。
    弊社のサーチライトは、使用した直後でもまた直ぐにご使用いただくことが可能です。

  • 03低電力消費

    前述のように超高輝度LEDによる優れた熱コントロールにより、オーバーヒート防止機能が働くまでの使用時間が伸び、リサイクルタイムもほとんど不要となります。
    その結果製品本体の発熱が抑えられ、低電力消費によるバッテリーの浪費を抑えることが出来ます。さらには製品への負担を軽減し、光源や製品寿命に寄与する事となるのです。

  • 01
    オーバーヒート防止機能
  • 02
    リサイクルタイム
  • 03
    低電力消費

03耐環境性、耐衝撃性

  • 01IP67 の防水・防塵性能

    IP67 の前の数字は防塵(0~6)について、後ろの数字は防水(0~8)についての保護等級を表しています。防水機能は規程の圧力、時間で水中に沈めても水が浸入しないという保護等級7で、防塵機能は粉塵の侵入が完全に防護されている最大等級の6となっております。
    左の動画のように、防水防塵テストを行い、悪天候や砂埃などの耐環境性への保護機能を確認しています。そのため砂漠や熱帯雨林などの地域でも安全にご使用頂けます。

  • 02広い使用温度範囲

    高温ならびに低温での環境温度テストを行った結果、-20~55℃の間で安全にご使用いただけます。
    周囲温度による影響、特に低温時の光束減衰もないため、寒冷地や熱帯雨林、砂漠地帯でも問題なく使用可能です。

  • 03マリ・ジブチでの実績

    マリ共和国は熱帯サバンナ気候で平均気温が27.8℃。雨季と乾季に分かれ気温の年較差が大きい地域です。またジブチ共和国は砂漠気候で平均気温が36℃とさらに高く、夏は40℃を超える日もあります。雨量は少ないですが沿岸地域のため平均湿度は67%と多湿です。
    またどちらの国もアスファルトで舗装された平坦な道ばかりではありません。悪路での振動に強いこともLED光源ならではの特徴の一つです。
    こうした地域でも弊社のサーチライトは国内外の部隊とともに活躍しております。

  • 046方向、高さ1mからの落下テスト

    落下による衝撃が故障や破損の最たる原因として挙げられます。
    例えばノートパソコンはオフィスデスクより少し高い位置から落ちることを想定し落下試験を行うと言われています。
    弊社のサーチライトも、持ち歩くときよりも構えた位置に近い高さ1mからの落下テストを行い正常に使用できることを確認しています。

  • 01
    IP67 の防水・防塵性能
  • 02
    広い使用温度範囲
  • 03
    マリ・ジブチでの実績
  • 04
    6方向、高さ1mからの落下テスト

04光のクオリティ

  • 01均一な光

    左の写真は、暗い室内で弊社サーチライト(右)と他社製ライト(左)の光を白い壁に照射し撮影したものです。弊社サーチライトの光は均一でムラがないことを示しております。
    こちらは照度ムラと言われるものですが、照度とは物体の表面を照らす光の明るさを表す物理量で、室内の照明器具などにも使用されるルクス(lx)という単位が用いられます。一般的に室内の照明ではこの照度ムラがないほうが快適と言われています。

  • 02均一な光の効果

    前述の照度ムラの有無は、サーチライトを使用した場合にどのような違いを生むのでしょうか。
    左の写真は夜間屋外で、弊社サーチライト(右)と他社製ライト(左)の光を林にあてたものです。
    照射された対象物の見え方にこれだけの違いがあることをご理解いただけたでしょうか。
    対象物を正確に把握できるのは弊社のサーチライトです。

  • 03ALPHA-1のロングレンジ

    ポータブルで強力な光を放つサーチライトは、ロングレンジでの実力も必要条件の一つです。左の写真は湖の対岸1.5kmからの光を撮影したものです。

  • 04ロングレンジの効果

    長い距離に光がただ届けばよいということではなく、その光が利用できなければ何の意味もありません。弊社のサーチライトは、1.5㎞離れた照射先でも新聞が読めるほどの照度を保持しています。

  • 01
    均一な光
  • 02
    均一な光の効果
  • 03
    ALPHA-1のロングレンジ
  • 04
    ロングレンジの効果

05活用分野

  • 01夜間や暗所での捜索活動

    夜間や暗所の救助や捜索活動時に大型の投光器が現場に入れない、またその投光器が車両等に固定された状態では柔軟に対応できない場合があります。
    海上や川など距離のある場所に捜索対象がいたり、崩れた建物内など人が通れる隙間さえあれば、弊社のサーチライトを使用し現場に明るい光を届けることが可能です。
    固定式ライトの明るさをポータブルに使用できるのが弊社サーチライト最大の強みです。

  • 02基地・プラントなどの警備や点検

    ゲートに近づく不審対象を早期発見し、安全な距離を保ったまま制止させることが可能です。
    また基地やプラントなどは敷地が広大なうえ構造物も多く、隅々まで巡回警備するには時間がかかります。
    高い場所、離れた場所、施設内の高い天井などに弊社サーチライトの強い光を照射するだけで、簡易的な巡回や検査を組みこむことが可能です。

  • 03陸地を離れての消火活動

    火災が発生するのは陸上だけとは限らず、海や河川で船舶等の消火活動を行う際に、陸地から車両に積まれた投光器で照らすには限界があります。そしてボートに固定されたものでは柔軟に対応できない場合があります。
    さらに石油コンビナート火災など現場が陸上であっても近づくことすらできない場合があります。
    ロングレンジにも対応できる弊社のサーチライトであれば、安全を確保した状態で現場を照射、状況を把握することが可能です。

  • 04湾岸警備・国境警備

    島国である日本は四方を海に囲まれ、近年は不審船の漂着が相次いでいる状況です。陸上ではセンサーやカメラなどシステムを用い監視を強化することができますが、長い海岸線を持つがゆえにその特徴も様々であり、水上だけでなく水中も対象となるため、我が国の湾岸警備の難しさの一つではないでしょうか。そのような中で密輸や密漁、密入国など警備・取締活動のほか、船舶の航行監視、そして海難事故による捜索救難活動等が発生します。
    不審な対象を発見したとしても弊社のサーチライトがあれば、安全な距離を保ちながら監視することが可能です。

  • 05ドローン対策

    近年ドローンによるトラブルが増えてきました。ドローンによる領空侵犯や盗撮などへの対応策として、弊社サーチライトのロングレンジでドローンを捜索し、強い光による録画の妨害にもご利用いただけます。

  • 06光による制圧

    弊社のサーチライトは、点灯と点滅の2つのモードチェンジが可能です。強力な光を点滅させることで目くらまし効果が得られ、今までご紹介した活用事例中の思わぬ侵入者や暴動鎮圧にも武器を使用することなく制圧の一助となると考えています。

  • 01
    夜間や暗所での捜索活動
  • 02
    基地・プラントなどの警備や点検
  • 03
    陸地を離れての消火活動
  • 04
    湾岸警備・国境警備
  • 05
    ドローン対策
  • 06
    光による制圧

06常にお客様の立場で

  • 01ターゲットを狙いやすく

    スリングを使用しサーチライトを銃の様に構えることで、対象と距離があっても狙いやすく、照射角度の調整をしやすいデザインにしました。

  • 02安全面への配慮

    ご使用中にレンズが割れることのないよう、また万が一レンズが外れて落下することが無いよう、レンズガードを前面に取り付けています。

  • 03汎用性

    ピカティニーレールにより、弊社のサーチライトに必要なものを取り付けカスタマイズ。汎用性を持たせることが可能です。

  • 04可搬性

    バッテリーを本体に内蔵し一体構造にすることで取り回しがよく可搬性に優れています。
    またキャリングハンドルなど、ユーザーの持ち運びにも配慮しています。

  • 01
    ターゲットを狙いやすく
  • 02
    安全面への配慮
  • 03
    汎用性
  • 04
    可搬性

07オプション

  • 01フローティングソフトケース

    ALPHA-1/ALPHA-TACを入れた状態で、水に浮くだけでなく内部への浸水も防ぐケースです。
    手提げとバックパックの2WAYでご使用いただけます。
    サイドにはカスタマイズ可能なモールがついております。水辺での救難活動に役立ちます。

  • 02フローティングジャケット

    ALPHA-1/ALPHA-TACにライフジャケットの様に装着し、水に浮かすことが可能です。
    このようなことが可能なのも、IP67という防水機能を持つALPHA-1ならではです。

  • 03三脚

    ALPHA-1/ALPHA-TAC共用の三脚がございます。
    サーチライトを固定して使用したいときに役立ちます。

  • 04再充電式予備バッテリー

    ALPHA-1/ALPHA-TAC共用の再充電式バッテリーです。
    予備バッテリーを携帯することで、ポータブルでもさらに継続してALPHA-1/ALPHA-TACの使用を可能にします。

  • 05AC/DC アダプター

    AC/DC電源とALPHA-1/ALPHA-TACを接続するために使用します。
    入力電圧: AC100~240 V

  • 06車両用電源ケーブル

    車両のシガーソケットから給電可能です。
    入力電圧: 24 V

  • 01
    フローティングソフトケース
  • 02
    フローティングジャケット
  • 03
    三脚
  • 04
    再充電式予備バッテリー
  • 05
    AC/DC アダプター
  • 06
    車両用電源ケーブル

SPEC

※SPEC等の詳しい内容は下記DOWNLOADよりダウンロードし、ご確認ください。